口腔外科

親知らずの抜歯

親知らずは正常に生えていれば問題はありませんが、斜めに生えてきて手前の歯を押してしまうことがあります。そうなると物がつまって虫歯ができやすくなったり、歯茎が腫れてしまう可能性もあるため、できるだけ早めに抜歯をすることが重要です。

また、親知らずが生えていないのに奥歯の方でうずく感じがあったり腫れたり痛みを感じたりした場合は、歯茎の中に親知らずがある場合もありますので、念のために一度検査を受けておくと安心して頂けると思います。

当院では、レントゲンを撮って親知らずの位置を確認し、抜歯をするかどうかを皆さまと相談しながら決めていきます。親知らずの位置によっては、抜歯後に2~3日は腫れてしまうこともありますので、ご予定なども相談させてもらいながら対応させていただきます。

また、親知らずが下歯槽神経(唇の周りの神経)に近い場合や上顎洞(鼻の近くの空洞)に近い場合、総合病院の口腔外科に紹介させていただくこともありますので、親知らずでお悩みの方はまず一度、当医院で検査することをおすすめします。


親知らずの抜歯

顎関節症

顎が開きづらい、開ける時に痛い、音がする。そんな症状をお持ちの方は顎関節症の疑いがあります。
当院では、痛みを軽減するためのマウスピースをお作りしている他、痛み止めの処方や、原因と考えられる生活習慣へのアドバイスなども行っています。

顎関節症も軽度な段階だとうまく治療が奏功しやすいので、お悩みの方は早めの受診をおすすめします。

なお、口が開かない、顎が外れるなどの症状が出てしまった場合は、早めに総合病院の口腔外科を紹介させていただきます。


顎関節症

歯ぎしりやくいしばり

歯は横から加わる力に対して非常に弱いため、過度な力が日々加わると、歯がわれたり欠けてかぶせ物が外れやすかったり、歯周病が進むといった悪影響が出てくる恐れがあります。
歯への負担を減らすためのナイトガード(やわらかいマウスピース)をお作りしていますので、ご家族などに歯ぎしりやくいしばりの指摘をされたことのある方は一度ご相談にいらして頂ければと思います。

また、力仕事をしている方、スポーツ(主に筋トレやマラソンなど)をしている方、常に口を閉じて歯をかんでいないと気が済まない方などにもマウスピースは歯の保護に効果的です。

保険適用で作れますので、お気軽に相談していただければと思います。


歯ぎしり,くいしばり