歯科治療の本質、だから予防歯科

院長の田村です。

最近、とある患者さんから言われました。治した歯がずっと痛いと。直接ではなく、間接的に。

まず、痛みなどが続く場合には、直接医院にご相談下さい。治療方法は一つではなく、特に噛む時に痛いのであれば、様々な要因があるので、一度ご来院ください。そのために急患対応できるよう、予約枠を調整して時間が取れるよう、なるべく配慮しています。

また、歯の治療は正しくは歯の修復をしているだけです。特に虫歯は削ってレジンや銀歯に置き換えているので、普通の歯より噛みづらいのは当たり前です。治るという表現ではないのです。だから、修復した歯がまたエラーが出やすいのは当たり前なので、必ずメンテナンスが必要なのです。治ったと勘違いしないよう、私は必ず終わった後に検診、メンテナンスにくるように伝えているはずです。そのまま、また痛くなるまでほっとくのは、先進国では日本人くらいです。

最近ではようやく予防歯科が日本でも浸透してきました。年に3回、検診にきている患者さんもかなり増えてきました。検診にきていてもずっと痛い歯があるのなら申し訳ないが、検診にも応じず、相談にも来ない人まで面倒みられません。

このような医院の主旨を理解していただける方が増えてきて嬉しい限りです。来年には治療用のイスを増やす予定で、予防歯科を推進していきますので、これからもよろしくお願い致します。

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